アメリカのスーパーで買える野菜の調理方法や味を紹介!

出張や留学、移住などでアメリカへ行く場合に気になるのが、現地での自炊事情でしょう。外食やテイクアウトフードなどに頼ることも出来ますが、やはり栄養が偏りがち。現地の食材もうまく利用し、健康的な生活を心がけましょう!

今回はそんなアメリカのスーパーで売っている野菜を紹介したいと思います。トマトや人参などの定番食材もありますが、それ以外にもこんな野菜があるんですよ。

アメリカのスーパーで販売している野菜解説!

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海外のスーパーマーケットに行くと、野菜売り場は全体の3分の一近くを占めています。

特にアメリカは、広大な土地に大規模な農業をしているので、車中から同じ野菜が延々と続いている光景を見かけます。どちらかというと、大きく成長した野菜が多く、日本の野菜より固いのが多くあります。いま一番人気があるのは、ケールです。

ケール(Kale):青汁の定番はアメリカでサラダに!

Maiさん(@mai33wa)が投稿した写真


日本でも青汁として人気がありますが、アメリカではサラダに良く使います。一口で食べられるくらいに刻み、ドライクランベリーや松の実を加え、サゥザントドレッシングなど、濃厚でちょっと甘みがあるドレッシングをかけると美味しいサラダになります。ほとんど青臭くないので、ニンジンやキャベツの千切りを一緒に混ぜると、さくさくとして、栄養価も高く、いくらでも食べられます。今、栄養価も高く緑の濃い野菜では、一番の人気があります。またスープの青みとして入れたり、ピッザのトッピングとして使ったり、利用価値のある野菜として、今後も人気は続くと思われます。

ビーツ(Beats):疲労回復効果もある赤カブ

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ビーツは日本の株と良く似ており、白いところが真っ赤で葉っぱも赤いのが特徴です。
調理方法としては、ちょっと泥臭いので良く洗って茹でたり、オーブンで焼いたりしてサラダ感覚で食べると、甘みがあってとても美味しい野菜です。きれいな赤色は彩りとしても料理を引き立てます。ただ調理に時間がかかるのと、赤い色がうっかりすると服などの付くので、ストアーでは調理済みのパックが売られています。家庭で調理する場合は、ナベに塩を入れ、20分ぐらい茹で、ザルに上げて冷ましたあと、厚めに皮をむき、好みの厚さにカットします。それに塩をかけたり、サラダに入れたりして食べています。
このビーツ、「NOエヌオー」という成分が含まれており、血管を元気にし血行を良くするため、基礎代謝を上げ、身体の疲労回復やダイエット、様々な健康効果があるそうです。

ヒーカマ(JICAMA):シャキッとした芋のようなメキシコ野菜


ヒカマ、日本では葛芋とも言われます。これは見た感じでは、たまねぎの形にジャガイモのような見た目の野菜です。海外へ良くいかれる方はレストランなどで食べたことがあると思いますが、太目の棒状にスライスにして、生で食べます。シャキシャキとして、味に癖がなくほんのりと甘みがあるので、サラダで良く食べます。元々メキシコの野菜なので、メキシカン料理などで見かけることも多いですね。
不溶性食物繊維やビタミンCが豊富なのですが、その代わり「ロテノン」という毒素をもっているので、白い実の部分以外は絶対に食べてはいけません。

リーク(LEEK):アメリカの極太長ネギ


これはまさに長ネギです。日本の長ネギより太くてがっちりしています。ねぎと同じ調理法で、すき焼きに入れたり肉と一緒に甘辛く煮たり、中華風にいためたり、気軽に使えます。調理すると甘みがぐっと増して、美味しいので、家庭でも良く使われる野菜です。

ズキーニ(Zucchini):日本でもお馴染み、アメリカの定番野菜

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この野菜は、今日本でも多く出回ってきましたね。海外では一年中使っています。味に癖がないので、お肉や魚の付け合せに、赤や黄色のパプリカと一緒に炒めると、色どりが綺麗で、万能野菜と言った感じです。また、ズキーニの花が咲いて、身になり始めの小さい時に、一時期ですが良く見かけます。黄色い花が咲き始めのときに、花と一緒にてんぷらにすると、絶品です。

フェンネル(Fennel):ウイキョウ

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日本ではウイキョウと呼ばれていますね。夏の終わりから初冬までに良く見かける野菜です。セロリの大きいのに見えますが、芯の下の丸く膨らんだ部分をサラダにします。ちょっと独特の香りが好きな人もいます。あと茎などはグラタンなどにも使います。一番簡単でシンプルな食べ方は、芯の部分も茎も、ハーブオイルにつけて、オーブンで焼きます。ひげのような葉っぱは、サラダにしたり、野菜の飾りにすると、立派な一品料理になります。消化を助けてくれるという効果もありますので、胃が弱っているときにもおすすめです。

アーティチョーク(Artichoke):たけのこ風に食べれる!カリウムが豊富な野菜

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これは日本ではほとんど見かけません。型も野菜?と思いますが、アメリカではどこのスーパーにいっても時期になると必ず、見かけます。この野菜は先のとがった部分を切り落とし、丸ごと茹でて食べます。茹で上がったら、がくを一枚ずつはがして食べます。
ちょっと竹の子のような味がしますが、アメリカではこの野菜が好きな人が多く、調理も簡単なので、親しまれた野菜です。また小さいアーティチョークは、皮をある程度むいて、四分の一にカットし、茹でて食べるのも好まれています。

スイスチャ-ド(Swiss chard):カロテン豊富な栄養野菜

MyFarmPalさん(@myfarmpal)が投稿した写真


スイスチャードは、日本では普段草と呼ばれます。この野菜の小さい幼葉は、他の幼葉と一緒に、ベビーリーフとして日本でも売られていますね。アメリカでは大きく育った色とりどりのスイスチャードは、どこのスーパーでも、見かけます。
オリーブオイルで、にんにくを炒めたあと、スイスチャードを入れて塩、胡椒で食べます。ちょっとほろ苦い味があります。抗酸化作用の強いカロテンが豊富なので、アンチエイジング効果もありますよ。

エーコンスクワッシュ(Acorn squash):スープやオーブン焼きしたいかぼちゃ

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スクワッシュとはかぼちゃのこと。色々な種類がありますが、日本のようにこってりとしたかぼちゃはありません。味はさっぱりしているので、日本のような煮物はできないのが難点です。ただ、グラタンにして良く食べています。先ず、半分に割ってなかのわたを取り、塩、こしょうをして、オーブンで軽く焼き、その中にハーブを入れて温めた生クリームを入れ、オーブンで焼きます。器はそのまま使って食卓に出すので、簡単でしゃれた料理になります。
味は、日本の焼き芋のようなほのかな甘みがあります。食物繊維も豊富なので、便秘にも良いですよ。

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