メカブ:ヌルヌル効果でデトックス!&血糖値の上昇を穏やかにし糖化を防ぐ!

和食でおなじみのワカメ。サラダにしたり、おみそ汁に入れたり、毎日の食生活には欠かせない食べ物です。そのワカメの付け根のところの部分が「メカブ」なのです。ワカメ自体も栄養が高いのですが、そのワカメの付け根の部分は栄養が集まった場所なのです。

メカブのアンチエイジング効果

メカブ

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ワカメやメカブなどの海藻類は、海の野菜とも呼ばれる豊富な栄養を含んでいます。ヨウ素、マグネシウム、カルシウム、カリウム、食物繊維、葉酸、ビタミンA、ビタミンKなどの栄養が豊富です。

塩も砂糖も毒素も癌も排除するヌルヌル効果

メカブを食べたときに感じるあのヌルヌルとしたぬめり。あれはメカブに含まれるアルギン酸と、フコイダンという成分によるものです。

これらは水溶性食物繊維といい、水に溶ける食物繊維のため、体の中をヌルヌルとゆっくり通過し、そして吸収されず最終的には便として外へ排出されます。

この口から食道、胃、腸を通り体から出るまでの間に、体の中の悪いものを取り去ってくれ、さらにナチュラルキラー細胞(体の中で有害なものを排除する細胞)を活性化して有害なものを排除するのです。

例えばアルギン酸は体の中の余分な塩分や糖とくっつき、そのまま体の外へ排出してくれます。塩分の摂りすぎは高血圧の原因。さらに糖の摂りすぎは血糖値を上昇させる原因です。

癌細胞を自然死させるフコダイン

フコダインにはがん細胞を自然に死滅させる効果があることで知られています。これは、がん細胞に栄養を送ってしまう新生血管に作用をし、がん細胞の崩壊を起こさせるためです。がん細胞というのはどれだけ正常な人でも毎日数千個自然に生まれています。通常は自然の免疫力で排除するのですが、弱っていたり、活性酸素など有害物質が体に多いと、そこから癌へ発展する可能性があるものなのです。

このように、腸を通る際に余計な毒素を一緒に排出してくれたりと、毒素や危険因子を排除してくれたりと、まさにデトックス効果が非常に強い食品であるメカブ。

体に余計なものが溜まっていくと、そこから毒素が発生して全身にまわったり、活性酸素が活発になったりと良いことがありません。メカブを食べることで、体内の浄化をしてアンチエイジングを目指しましょう。

血糖値の上昇を穏やかにし糖化を防ぐ!

アンチエイジングで注目のキーワードであるのが「糖化」です。体の中にある糖が、タンパク質と結合し「AGEs(終末糖化産物)」という体にとって有害な物質に変化し、体の老化を進行させるというものです。

糖化による老化現象は、まずはコラーゲン機能の低下です。コラーゲンとは体を構成するタンパク質。肌や脳、臓器、筋肉など、様々なところで体を構成しています。このコラーゲンに「AGEs(終末糖化産物)」がくっつくことで機能を奪うのです。正常に機能できなくなったコラーゲンは、肌であればしわやたるみになって現れ、脳であれば痴呆、臓器の劣化など、様々な老化現象の原因。

この糖化は、血糖値が急上昇したり、高い状態が続いたりと、ブドウ糖が体のなかに多い状態で起こりやすくなります。つまり、血糖値の上がらない食事を続ければ、糖化現象はおきにくいのです。

そこで活躍するのが水溶性食物繊維アルギン酸と、フコイダン。これらは食べ物の吸収を遅らせるので、血糖値の急上昇を防ぎます。またこのアルギン酸と、フコイダン自体にも糖を体の外へ排出する役割りがありますので、最終的に吸収される糖の量までも減らすことができるのです。

メカブの効果的な摂り方、注意点

メカブのぬるぬる、水溶性食物繊維は熱に弱いため、できれば生のまま食べましょう。

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