納豆:美肌と美腸を作る日本古来の健康食。

日本の健康食の代表と言えばやはり納豆でしょう。

納豆は健康に良い!というイメージは皆さん持っていると思いますが、具体的に何に良いのか、そしてアンチエイジングとの関係など、実は知らないことも多いのではないでしょうか?

ここでは納豆の健康効果、アンチエイジング効果について学んでいきましょう。

納豆のアンチエイジング効果

納豆

スポンサーリンク

納豆は、大豆に納豆菌をいれて発酵させた発酵食品です。発酵食品は健康に良いといわれていますが、これは食品を微生物が分解する過程で酵素やビタミン類が生まれ、栄養が豊富な食品になるから。納豆にもこのような過程で酵素やビタミンが豊富に生まれています。

納豆で美腸&美肌効果

納豆には様々なアンチエイジング効果がありますが、その1つは美肌効果。

まず大豆イソフラボンには肌のコラーゲンを増やす効果があります。コラーゲンとは皮膚の内側などを占めるタンパク質のこと。このコラーゲンが現象したり、細胞が破壊されたりすると、しわやたるみを引き起こす原因となるのです。このコラーゲンを増やしてくれる大豆イソフラボンは女性ならずとも積極的に食べたいですね。

また「肌荒れ」の原因の一つに、腸に残った老廃物から発生させる毒素が影響している場合があります。腸に溜まった毒は肌に影響を与えるだけでなく、血液にのって体中を巡り、様々な老化現象を引き起こす原因になるのです。腸をキレイに保つことは美肌はもちろん、身体を美しく保つ必須事項なのです。この腸の毒を出してくれるのが納豆レシチンという物質。排毒洗浄作用があるので、腸をキレイにし腸が原因となる肌荒れに効果があります。他にも、ポリグルタミン酸にはヒアルロン酸の10倍の保水力があり、カサカサ肌を押さえたり、お肌にとっても、腸にとっても良いことずくめなのです。

血液さらさら!動脈硬化を防ぐ納豆

納豆に含まれるナットウキナーゼ。このナットウキナーゼには血液に出来てしまった栓、つまり血栓を溶かす効果があります。血栓とは血液中に出来るダムのようなもので、出来ると血液が滞ってしまい、細胞に栄養が回らなくなったり、脳梗塞、心筋梗塞、動脈硬化などの危険性が高まります。

血液さらさら!と云われるのは、このナットウキナーゼのおかげなんですね。

母乳にも含まれるポリミアンが豊富な納豆

ポリミアンという言葉は聞いたことがないかもしれませんが、母乳は栄養が詰まったスーパーフードだというのはご存知のことでしょう。納豆にはこの母乳に含まれるポリミアンが入っています。

母乳にも含まれるということで、やはり“成長”に作用します。特に細胞の生まれ変わりに重要な栄養で、皮膚細胞が生まれ変るのを促進し美肌につなげたり、体内の細胞の生まれ変わりを促進して体内の老化防止につながったり。人間なんて細胞の塊のようなものですので、案に○○に良い!というわけでなく、見た目的にも中身的にも全身に良い効果があるということです。

細胞に1つ必ず存在するレシチン

レシチンというのもまた聞きなれない言葉かもしれません。このレシチンもまた、人間のアンチエイジングに不可欠なもの。人は栄養と取り入れ、不要なものを排出します。このことをデトックスと言いますね。悪いものを出すデトックス。これをしてくれるのがレシチンなのです。人の細胞には必ずこのレシチンが含まれており、身体のデトックスを常に行なってくれています。このレシチンが不足すると悪いもの(毒素など)が身体から出にくくなりますので、身体の老化、見た目の老化、さらには脳の老化などにもつながるのです。

納豆の効果的な摂り方、注意点

朝ご飯のイメージが強い納豆。しかし、実は夜に食べるとより効果的なのです。

納豆に含まれる成分は様々ですが、そのうちナットウキナーゼによる血液サラサラ効果にとっては、夜がベストなタイミングなのです。人は寝ている間に血栓を作りやすくなりますが、これを防いでくれるのがナットウキナーゼ。血管とは細胞の1つ1つに栄養を送り届ける大事な役割りをもっており、細胞に栄養が行き渡らないということは、そのまま老化現象に直結します。サラサラの血管を保つためにも、ナットウは夜に食べましょう。

また、もう1点気をつけたいポイントが。それは温度。高温になると、このナットウキナーゼは死んでしまいます。必ずそのまま食べるようにしましょう。また、同じく血液サラサラ効果のある、タマネギ、ラッキョウ、オリーブオイルと一緒に食べるとより効果的です。

血液サラサラ丼!納豆アボカドタマネギ丼

血液のサラサラ効果がある納豆、タマネギ、アボカドをつかった、まさに血液サラサラ丼。より老化の原因を省くならば、ご飯の量を半分にして、サラダなどを追加したメニューにしてみると良いでしょう。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

アンチエイジング食べ物アカデミーTOPへ