パセリと言えば、定食でおかずの横にそっと置かれていたりするだけの脇役のイメージ。
食べても食べなくても良い、ついつい残してしまう食材かと思うでしょう。
しかし、パセリは残したらもったいない栄養の宝庫!アンチエイジングのためにも、かならずパセリは残さず食べて、さらに普段の食生活でも積極的に取り入れるようにしましょう。
パセリのアンチエイジング効果
パセリに含まれる栄養は、抗酸化作用の強いビタミンC、カロチン、粘膜などを作り、糖の代謝を助けるビタミンB1、脂肪やその他の栄養を代謝するB2、必須栄養素のミネラルなどなど。とにかく豊富。
残してしまいがちなパセリには、どんな栄養が含まれているのか確認しておきましょう。
野菜の中で断トツの鉄分量!
パセリには、ほかの野菜ではなかなか摂取できない鉄分が大変豊富に含まれています。その鉄分量は100gに7.5g。他には、つまみ菜に3.3g、枝豆に2.5g、サラダ菜に2.4gと続きますが、ほかの鉄分が豊富な野菜と比べても圧倒的なのです。
この鉄分、貧血に良いというイメージを持たれていると思いますが、血液の「赤」のもとであるヘモグロビンの成分となるのです。ヘモグロビンとは、血液の中で酸素を体中に運搬するという役割りを担っているので、鉄が少ないと、酸素が十分に体に行き渡らず、めまいや立ちくらみといった貧血の症状が起こるのです。
しかしこういった病気の症状は一面で、本当は「血行不良」の弊害が沢山あります。血行不良の状態では、体が冷えて代謝が落ちますので、肌のくすみや、体調不良、疲れやすくなったり、太りやすくなったりといった現象が起こるのです。
パセリの鉄分で元気な血液を作り、代謝の良い生活を目指しましょう。
野菜の中で断トツのビタミンC量!
抗酸化ビタミンとしても、美肌の素としても、すすんで摂取したい栄養素、ビタミンc。このビタミンCを赤ピーマンに続き2番目に多く持っているのが実はパセリなのです。
しかも、赤ピーマンは通常加熱することをかんがえると、生で食べられるパセリはビタミンCを壊さずに食べることの出来る食べ物のなかではもしかすると断トツかもしれません。
ビタミンCは、体の酸化を防ぐ抗酸化ビタミンの代表であり、さらに美肌をつくるビタミンとしても有名。つけ合わせだと思わずに、すすんで食べるようにしましょう。
パセリの効果的な摂り方、注意点
パセリに含まれるビタミンCは熱に弱いもの。サラダなど、生で頂くか、熱したものの最後に刻んだものをまぶすなど、生のまま食べれるようにしましょう。
このようなパセリをメインにしたサラダなどもありますので、1度試してみてはいかがでしょうか。
パセリの食べ方、少しの加熱で美味しく!
パセリを美味しく食べる方法を調べると、なんんと30秒加熱するだけでグッと美味しくなるのだとか。
「全然違う!」「うま味や甘味を感じる」と大興奮!
食感が気にならなくなり、本来持っている味をしっかりと感じることができるようになったと考えられます。
「30秒加熱パセリ」のオススメの食べ方は、肉のトッピング!お肉に30秒加熱パセリをのせてソースをかければ、さっぱりかつ、深い味わいに。また、そうめんや冷ややっこの薬味として使っても、絶妙な味わいを楽しめます!
出典:ためしてガッテン
この油で少し熱したパセリ、是非以下のような食べ方で試してみて下さい。
- 揚げた鶏肉にかけるだけ!
- ジャガイモと合えてホットサラダに!
- グリルした白身魚にオリーブオイルで熱したパセリを!
- 豚肉と一緒に炒め物に!
- 焼いたサーモンにかけるソースに!
ただし、ビタミンCなどは熱に弱いので、あまり火を通しすぎないように気をつけましょう!30秒だけで大丈夫です。
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