酸化が原因!肌の老化現象とは

アンチエイジングで考えなくてはいけない老化の原因「酸化」。体が錆びる現象を酸化といいます。

この酸化現象、空気中の酸素が体内で不安定な物質「活性酸素」に変化することで、活性酸素が周囲の細胞を壊すこと指します。

60兆もの細胞で出来ている人間は、この酸化により細胞が壊されていくことで様々な体の弊害が出てくるのです。その場所によっては、いわゆるシミそばかすのような老化現象と呼ばれたり、癌のような病気へ影響します。

酸化が引き起こす肌の老化現象とは

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今回はいわゆる「肌の老化現象」と呼ばれるもので、酸化によってどのような現象が起こるのか解説したいと思います。

肌の老化現象

老化現象と聞いて最初に浮かぶのは、しわが増えたり、皮膚がたるんだりした顔ではないでしょうか。

この顔に表れる老化現象は活性酸素が関与していることがほとんどです。見た目に表れる老化というの避けたいもの。アンチエイジングといえばこういった皮膚の対策が多いのも頷けます。具体的にどのような影響があるのか見ていきましょう。

しわ、たるみ

皮膚というものはそもそも、細胞や皮膚の奥にあり細胞と細胞をつなぐ繊維であるコラーゲン、そしてコラーゲンにくっつき弾力を強化するエラスチンなどの物質で出来ています。

しかし、このコラーゲンやエスラチンは年をとると変化していき、弾力を保つことが出来なくなるのです。そしてその変化を加速してしまうのが活性酸素。この肌の構成要素であるコラーゲンやエスラチンに活性酸素が影響すると正常に機能できなくなります。細胞と細胞をつなぎ、弾力を持たすこれらの働きが鈍くなると、ハリが無くなり、支えられずにしわやたるみなどが発生してしまうのです。

さらにこれは紫外線の影響などを受けると、活性酸素が紫外線に対抗するためさらに活発になり、多くの細胞やコラーゲン、エスラチンを壊してしまいまうのです。

シミ、そばかす

男女問わず、お年寄りの目印のようなイメージで出来れば除去したいシミ。薄茶色にぽつぽつとしたシミは、どれだけ若々しく保っても、やはり老化を感じる要因となります。このシミは紫外線の影響ですが、それを促進してしまうのが活性酸素。「紫外線に抵抗する活性酸素」によってもしみは悪化してしまうのです。

紫外線は体にとって有害な物質。その有害物質に抵抗するために、紫外線を受けた場所に活性酸素が集まります。

ニキビや吹き出物

皮脂や汚れが原因と認識されていることが多いにきびや吹き出物ですが、これにも活性酸素が大きく関わってきます。人間の肌から出る脂は、活性酸素により「過酸化脂質」と呼ばれるものに変化してしまいます。このカッ酸化脂質は上記のしわ、たるみ、シミ、そばかすなどの原因にもなりますが、同様にニキビや吹き出物の原因にもなり得ます。大人ニキビと呼ばれるものの原因の1つも、この肌の酸化にあるのです。

肌の細胞から傷つけてしまう活性酸素。ここで挙げた以外にも、考えられる肌トラブルはほとんどと言ってよいほど、この酸化の影響を少なからず受けています。肌の酸化を防ぐこと、予防することで、サビないお肌を目指しましょう!

こういった肌トラブルに注意するため、まずは酸化の原因を知りましょう。→体をサビさせる酸化の原因とは?

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