毎日の食事で欠かせないのが砂糖。
コーヒーにいれたり、ヨーグルトにかけたり、煮ものに使ったり、すき焼をつくったり…特に日本は砂糖を料理に使う国ですので、意外と砂糖を摂取しています。
しかし、砂糖は血糖値を上げ、体の糖化の原因に。これを少しでも緩和するため、砂糖の代わりにオリゴ糖を使うことをオススメします。
オリゴ糖のアンチエイジング効果
砂糖の代わりにオリゴ糖を使うとどのような良いアンチエイジング効果があるのかを見ていきましょう。
糖化を抑えるために血糖値の急上昇を防ぐ
このサイトでも散々お話をしてきたのですが、老化の原因の1つが体の酸化。そしてもう1つが体の糖化です。
糖化とは
糖化とは、体内にある糖がたんぱく質と結びつくことでAGEs(糖化最終産物)という有害物質になってしまいます。このAGEs(糖化最終産物)がコラーゲンに作用してしわやたるみをつくったり、脂肪とくっついて過酸化脂質という動脈硬化などの原因物質をつくったり、様々な老化現象の原因になるのです。
この糖化は、体の中の糖が多い状態で起きやすくなります。
つまり、血糖値が急上昇して行き場の無い糖が沢山血液中にあったり、常に炭水化物などを摂取していて血糖値が高い状態が続くといいったことが原因になりえます。
糖化を防ぐためにはまずは「炭水化物(糖質)」の摂取量を減らすことが重要なのです。
砂糖の代わりになる甘味を
とはいえ、味付けに砂糖は使いますし、まったく避けるというのは難しいところ。そこで、砂糖の代わりになるものを使うことをオススメします。
その代用品がオリゴ糖。オリゴ糖はカロリーが砂糖の半分、甘味も半分~7割程度。このオリゴ糖、人間の消化酵素では消化できないため、血糖値の上昇がほぼ無いことが特徴です。砂糖と同じだけ甘くしようより少し多くコーヒーにオリゴ糖を入れても、カロリーは砂糖と同じ、血糖値はあまり上昇しない…という嬉しい商品なのです。
とはいえ、カロリーはありますので食べすぎは禁物。いつもの砂糖の変わりにオリゴ糖を使ってみることからオススメします。
腸内環境を整え便秘の解消へ
便秘になりがちな妊婦さんは、オリゴ糖を使うように薦められます。これはオリゴ糖が腸内の善玉菌を増やし、スムーズな消化を促すから。
腸内で老廃物が溜まると、その老廃物から毒素が発生し、血液に乗って全身へ回り、癌を誘発したり、細胞を傷つけたり、体にとって様々な悪影響を及ぼすのです。
キレイな腸を維持することは、老けない体の第1歩。砂糖の代わりにオリゴ糖を使うことで、美しい腸を目指しましょう。
オリゴ糖の効果的な摂り方、注意点
オリゴ糖は、100度くらいの熱までなら耐えられますので、オーブン料理や、火力の強いフライパン料理など以外では普通に使うことができます。普段の料理に砂糖代わりに使ってみましょう。
注意点は何よりも食べ過ぎないこと。砂糖の代わりにすると血糖値を上げにくいものの、カロリーはありますので、摂取のしすぎはNGです。普段から砂糖の使用量が多いなと感じる人は、そもそもの使用量を減らすことも同時に考えましょう。
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