最近ではスナック菓子も出ているごぼう。シリアルに乾燥のものが入っているものもあって、手軽に食べられるようになりましたよね。ごぼうは硬いですし、まな板や包丁も真っ黒に汚れてしまうので調理するのが面倒・・・という事もよくあるのではないでしょうか。
でもごぼうには健康に嬉しい効果がたくさんあります。1番最初に浮かぶのは食物繊維だと思いますが、その他にもいろんな効果があるのです。そこで今日はごぼうの効果と効率的な食べ方についてご紹介しますので、生活スタイルに合った食べ方で食べてみてくださいね。
ごぼうの栄養とは?食物繊維やイヌリンで身体綺麗!
煮ても焼いても揚げても美味しいごぼう。ごぼうにはどのような健康効果があるのでしょうか?
イヌリンで便秘解消やコレステロールの減少
先程も書きましたがごぼうには食物繊維がたくさん含まれています。このなかでも、イヌリンという水溶性食物繊維が身体に良い効果が抜群!便秘解消はもちろん、食事の前に食べれば糖質や脂質の吸収を緩やかに。健康診断の結果が気になる方は、炭水化物を食べる前に食べるようにしましょう。ここ数年では発ガン物質を排泄させる効果が発見されたそうです。
免疫力がアップ
ごぼうに含まれるサポニンには、免疫細胞を刺激する効果があります。免疫細胞が活発になり、風邪の予防になります。空気が乾燥する冬は、インフルエンザの予防にもなりますよね。傷が早く治る自然治癒の効果もあるので、お子さんには是非食べてもらいたいです。
収れん作用で美肌に
タンニンという成分には収れん作用というものがあります。皮脂腺や毛穴の開きを抑え、お肌のキメを整えてくれます。ニキビ痕の毛穴の開きや肌荒れが気になる方は継続的にごぼうを食べてみてください。便秘解消も相まって美肌効果が期待できます。
ごぼうの効率的な食べ方・料理方法
ごぼうの栄養を摂取するのに、より効率的な食べ方とはどのようなものでしょうか?料理をする上での注意点などを知っておきましょう。
長時間水に晒さない!お酢も活用
ごぼうの灰汁抜きのため、お水にさらすことは普通ですよね。しかし、長時間水に晒すとごぼうの栄養(ビタミンや抗酸化作用のある成分)がぬけてしまうため、サラッとさらすくらいがおすすめです。また、ただのお水ではなく、お酢を少し入れたお水にすると、酸化を抑えてくれます。
さて、こんなごぼう。毎日でも食事に取り入れたいくらいですが、ごぼう料理ってあんまり種類が浮かばないですし、いつも同じ調理法だとすぐに飽きてしまいますよね。簡単にではありますがごぼうの料理や効率的な食べ方についてご紹介しますので、なるべく長く続くようにいろいろ試してみてください。
ごぼうサラダ
細かく切ったごぼうを茹でてマヨネーズで和えましょう。お好みでその他の野菜もご一緒に。レタスに綺麗に盛りつければ完成です。これなら食前に食べやすいですし、お酒のおつまみにもなりそうですね。
ごぼうの手作りお菓子
カロリーや糖質が気になる方は手作りお菓子に挑戦してみましょう。摩り下ろして生地に混ぜ、風味を楽しんだり、敢えて食感を残してマフィンに入れたりするのも美味しいですよ。皮にも栄養が含まれていますので、皮ごと使うようにしましょう。これならお子さんも喜んで食べてくれるのではないでしょうか。
ごぼう茶
ご自宅で簡単なごぼう茶を作ってみましょう。細かく切ったごぼうを天日干し、またはレンジで温めて乾燥させた後に煮出せばごぼう茶の完成です。あまりゴシゴシ洗い過ぎると栄養が抜けてしまうので、土を落とす程度にしておきましょう。料理や混ぜご飯を炊く時に入れると、ごぼうの香ばしい香りがして美味しいですよ。
煮物や炒め物など和食のイメージが強いですが、お菓子やお茶としても楽しめるんですね。毎日ごぼうばかりたくさん食べるのは大変ですが、特にお茶やクッキーなどは食べやすいのではないでしょうか。ごぼうが苦手な方でもこれならチャレンジ出来そうですね。
数日置きでもいいので、続けて食べてみてください。効果が実感できたら、きっと続けるのも楽しくなってくるのではないでしょうか。
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