お菓子やおつまみ、小腹が空いた時などにくるみをつまむ方もいらっしゃるのではないでしょうか。パン生地やケーキに食感のアクセントとして入っていることも多いですよね。ナッツ類はカロリーが多いイメージがありますが、実はダイエットや美容に効果が。
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そこで今回は特にくるみの効果についてご紹介したいと思います。また、くるみを酸化させない方法についてもお話しますので、是非参考にしてみてください。
食物繊維で便秘の解消
くるみには食物繊維が豊富に含まれていますので、便秘が気になる方は積極的に食べていきたいですね。ですが「食べれば食べるほどいい!」ということではありません。食べ過ぎると逆に便が出にくくなってしまい、余計に便秘気味になってしまうことも。目安は20gから30gほどです。食べ過ぎには注意しましょう。
セロトニンがストレスの軽減に
幸せホルモンと名高いセロトニンをご存知ですか?セロトニンは「楽しい」「面白い」といったプラスの感情の元となります。つまりセロトニンが減少すると、イライラしたり落ち込んだりしやすくなってしまうのです。実はくるみには、このセロトニンの材料であるトリプトファンが豊富に含まれています。最近ストレスの積み重ねで不調を感じる方は、うつ病予防の為にも是非食べてみてください。
α-リノレン酸で認知症の予防
くるみにはα-リノレン酸が含まれています。α-リノレン酸は体の中でDHAやEPAに変化し、脳の栄養となるのです。それによって細胞が活性化されるため認知症の予防はもちろん、うつ病の予防にもなります。DHA、EPAといえば青魚のイメージがありますが、くるみの方がお手軽で食べやすいですよね。他にも、α-リノレン酸はアマニオイルなどにも含まれて居ます。
ミネラルたっぷり頭皮から綺麗な髪に
豊富なミネラルは発毛環境を整え、頭皮の細胞を活発にする効果があります。特に亜鉛は不足すると脱毛の原因となることも。それを補ってくれるのはもちろん、ビタミンで血行促進、代謝アップ効果もあるので美しく健康な髪にしてくれます。
α-リノレン酸はパーフェクトなアンチエイジング効果も
先程お話したα-リノレン酸にはホルモンバランスを整え、コラーゲンやヒアルロン酸を生成してくれる効果があります。シワやくすみを予防し、美しい肌にしてくれるのです。年齢とともに気になる肌トラブルにはもちろん、月経前後の肌トラブルや不調にも効果があるので、女性にはとても嬉しい効果ですよね。
酸化してない新鮮なくるみの食べ方
くるみの嬉しい効果についていろいろとお話をしましたが、実はとっても酸化しやすいのです。酸化してしまうと風味や効果が落ちてしまいますので、新鮮なうちに食べたいですよね。
開封後はしっかり密閉
空気に触れるとくるみの脂質が酸化しやすくなってしまいます。開封後はタッパーに入れるなどして、密閉に近い状態で冷蔵保存しましょう。
ローストせずに生のものを食べる
→くるみに含まれるリノール酸やα-リノレン酸は加熱すると酸化してしまいます。ですが生のままだと保存期間が短くなるので、用途に合わせた調理法で食べてください。
生のくるみはそのまま食べるとお腹を壊すことがあります。2時間程水に浸して冷蔵保存してから食べるようにしましょう。
砕いてないものを選ぶ
スーパーなどで購入する際は、なるべくそのままの形のくるみを選ぶようにしましょう。小さく砕いてあるものは空気に触れる面が多くなるので、酸化しやすくなってしまいます。
くるみが酸化すると、ペンキのような独特なニオイがするそうです。開封してから時間が経ち、ニオイのあるものはあまり効果がありません。食べたからといってすぐに体調を崩すようなことはありませんが、せっかく食べるのですから、効率的に食べたいですよね。
髪も肌も心も綺麗になるくるみ、早速試してみたくなりませんか?
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