パパイヤは、マンゴーやパイナップルとならび人気の南国フルーツ。パパイヤを使ったスイーツも豊富に出ていたり、スーパーでも売っていたり、身近なフルーツになりましたよね。
パパイヤのアンチエイジング効果
パパイヤには大変豊富な栄養が含まれています。
栄養 | パパイヤ |
---|---|
カロリー | 39 |
カリウム | 257 |
ビタミンA | 1094 |
ビタミンB | 38 |
ビタミンC | 61.8 |
ビタミンE | 0.73 |
ベータカロテン | 276 |
この栄養、どのようにアンチエイジングに効果があるのか見ていきましょう。
抗酸化ビタミン、カロテンで活性酸素を除去。
これはビタミンAはオレンジの5倍、リンゴの20倍、ビタミンBはオレンジの1.2倍、リンゴの30倍、ビタミンCはオレンジの1.2倍、リンゴの13倍、ビタミンEはオレンジとリンゴの3倍、ベータカロテンはオレンジの4倍、リンゴの9倍…しかも、カロリーはオレンジやリンゴよりも低いというまさにビタミンの宝庫。
このビタミンによる効果は様々ですが、なんといっても非常に高い抗酸化力が期待できます。
酸化とは、酸素の一部が体の中で不安定な状態になり体に有毒な活性酸素になること。この活性酸素は肌ではしわやシミ、たるみ、血管を詰まらせる動脈硬化、脳の老化、目の老化、さらに癌などの様々な病気の原因になる老化を促進する物質です。この活性酸素を除去できるものが抗酸化ビタミン。つまり酸化い抵抗するビタミンなのです。
パパイヤに含まれているビタミンA、C、E、そしてベータカロテンは、すべて抗酸化物質。
ただしビタミンは数時間で体から排出されてしまうので、毎日、できれば毎食何かしらの形で食べることをオススメします。
解毒効果NO1でデトックス
パパイヤの魅力はこのビタミンだけではありません。パパイヤ含まれるイソチオシアネートという酵素が、デトックスに効くのです。そのデトックス効果は、数ある果物の中で断トツのNO1!体のデトックスをしたい人は、是非このパパイヤを食べましょう。
このNO1というのは、ラットの肝細胞をGSTという解毒酵素をどれだけ活性化させるか調べた名古屋大学外学院の研究結果によるものです。この研究によると、1番活発にGSTが働いたのがパパイヤだったそうです。
果物 | 量 | 解毒力 |
---|---|---|
パパイヤ | 1/2個 | 1.95 |
アボカド | 1個 | 1.68 |
イチジク | 3個 | 1.37 |
レモン | 2.5個 | 1.3 |
ナシ | 2/3個 | 1.21 |
グレープフルーツ | 2/3個 | 1.21 |
リンゴ | 1個 | 1.18 |
キウイ | 2個 | 1.18 |
ブドウ | 1房 | 1.16 |
マンゴー | 2/3個 | 1.12 |
体に溜まった毒は活性酸素が増える原因になったり、各種老化を引き起こす原因になります。日々デトックスをして毒を溜め込まないからだにすることが、アンチエイジングにつながります。
パパイヤの効果的な摂り方、注意点
このパパイヤ、1日200gほど食べると、このようなデトックス効果が得られ、しかも3日も続くそうです。パパイヤ1個の皮や種をとった可食部は360gなので、半分~2/3個ほどを週に2回ほど食べれば、体の毒素の排除に役立つでしょう。
また、酵素もビタミンも熱や酸素に弱いので、かならず生で、出来れば食べる直前に切ったものを食べましょう。
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