アメリカの「Organically」オーガニカリー」って何?海外の有機野菜、減農薬野菜情報。

アメリカの食事というと、あまり健康的ではない食生活のイメージがありますが、実際のところはどうなのでしょうか?アメリカに住んで数十年の私が、普段感じていることなどを紹介するコラムです。

アメリカの有機野菜、減農薬野菜事情。

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ひと昔前までは、野菜に有機野菜、減農薬野菜の表示はありませんでした。
今は有機野菜とは、化学肥料や農薬を使わずに収穫の2年前以上の間、有機の肥料を使って土つくりをし、その土地で育てた野菜の種を取ったもの方できた野菜を言います。
残留農薬がない事が条件です。
今は、どこのスーパーマーケットでも、野菜コーナーにオーガニックの表示を見るようになりました。オーガニックとは、完全な有機野菜で、農薬などもまったく使っていない野菜を言います。やはりどこの国でも同じだと思いますが、完全なオーガニック野菜は、作る事が難しく、値段も2倍、いや3倍ぐらいの値段になっています。その上に種類も限られていて、すべての野菜をオーガニックで食べるのは、大変難しい事です。

オーガニカリー(Organically)も人気です。

その為、生産者側からも少し農薬を使っている、肥料には科学肥料を少し使っている事の表示を出し、オーガニカリー(Organically)という名前で売っています。
消費者としても、そこまで厳密に守らなくても少しの使用は、認めるということで値段的にも、野菜の姿かたちでも良い野菜が出回ってきました。
消費者にしても、その様に農薬や肥料に気をつけて作っているのであれば、ある程度安心ということでしょう。
また、消費者の中には、有機、減農薬といって売っていても、完全に守られているかどうか、チェック体制を疑っている人もいて、わざわざ高いお金を出してまで買う必要はないとの考えの人もいます。

野菜

ただ、小さい子供を持つお母さんや、病気療養中の人などは有機の表示をしっかり見て買う人もいます。
もともとアメリカの農業は、広大な砂漠に水を引いての大規模経営が多く、乾燥しているため、回りから虫が飛んできたり,住みつくことが少ないので、害虫に対しての対策は、それほど神経質にはなっていません。特に農業州のカリフォルニアは、元々は水がなく食物が育たない場所のところに、移民によって開拓された農地に野菜や果実の木を植えて作物を作り、それらが成功して、農業経営を行っています。

パセリ
それに一年中さんさんと太陽がふりそそぎ、ある意味害虫は住みにくいかもしれません。
とは言え、最近は土地が常に湿り気を持った状態になってきているために、害虫などが繁殖してきているといわれています。
その為、有機農法が盛んになってきているようです。神経質な人は徹底していることが多く、高くても買う人も多くなってきました。また、アレルギーなどの症状が出る人も多くなってきているので、有機野菜,果物のほかに、着る物もオーガニックで作られている製品を求める人も増えています。ほとんど綿製品ですが、やはり通常より2-3倍の値段がします。
これからは益々、有機、減農薬の野菜や衣料品が増えてくるでしょう。お金にはかえられないということでしょうね。
有機野菜、有機の果物は、味は確かに普通のものと比べるとおいしさが違います。

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その為、高くても、食べる量を減らしてでも、それらの食品を買う人は増えるのではないでしょうか。
特にアメリカの中間層以上の人は、非常にオーガニック製品に関心が高く、常にチェックして買っています。
また、ファーマーズマーケットが、住居区内に一週間に一度広い駐車場を提供してもらって、多くの農家が、取れたての野菜を売っています。基本的には一応有機野菜、減農野菜とはなっていますが、看板を見るとオーガニックと表示している店は以外に少なく、厳密には守られていないようです。しかし取れたての野菜を持ってくるので、お客さんに取ってはとても満足できるものをゲットできます。
中には、何十年も前から、オーガニックの野菜、果物を売っている店もあり、お客も店の人も顔なじみになっていて、安心して買っている光景も見られます。
有機野菜に関しては、作ることの難しさを消費者はよく理解しており、厳密な問いはしません。減農薬で少しでも農薬を減らしてあればそれでよし、と思っているのです。

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