日本はアメリカより野菜の摂取量が少ない!?海外の野菜事情。

日本人は菜食、アメリカ人は肉食…そんなイメージを持っている方は多いのではないでしょうか?もちろん、そういった一面もあるのですが、実は違う一面もあるのです。

日本よりアメリカのほうが野菜を食べていた!海外の野菜事情。

今日本食ブームの中、日本人は野菜を豊富に取っていると思いますよね。

日本食は、野菜のみ油をほとんど使わないで作るので、とても健康そうに見えます。

確かにヘルシーですが、総量から言うと野菜を使っているようで、意外に量が少ないのです。いくつもの小鉢に少しずつ、お皿の枚数はとても多く感じるので、たくさん食べたように思いますが、種類が多いのと、味がしっかりついているので、ご飯が欲しくなり、それで結構、満腹感がえられます。ご飯は野菜の倍以上食べてしまいすね。
国によっては、ご飯を野菜と思っている所もあるようですが。

kouso

統計を取ると、アメリカ人は一日の野菜の摂取量が平均340gで、日本人は280gと差がついています。まあ、アメリカでは、フライポテトやハンバーグの中に入っているレタス、トマト、たまねぎなども摂取量として計算するので、多くなるのかもしれません。

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サラダでの野菜摂取も多いアメリカ人

また、中間層より上の人は、必ずといっていい程、野菜サラダをよく食べます。
特に女性は、ランチに野菜サラダだけ取る人は多く、レストランのサラダメニューはとても豊富です。チキンサラダ、サーモンサラダ、メディテラニアンサラダ、アヒ(マグロ)サラダ、カイザーサラダ、スピナッチとグリルドフィッシュサラダ、など大きなお皿に一杯盛ってあって、それだけを食べる人がほとんどです。サラダだけの注文も当たり前になっています。食べきれなくって、お持ち帰りの人もいるくらいです。

またレストランも、スープandサラダというレストランがありますが、バッフェスタイルでサラダとスープだけですが、メニューも豊富で、多くの料理がずらっと並んでいて、、このようにアメリカ人は圧倒的に野菜サラダが多く、食べる量が違うのでグラム的に多く取る事になるように思われます。

また、フライポテトやマッシュポテトのようにジャガイモ料理が多く、主食代わりに取っています。

tomato
スープもアメリカ人は好んで食します。トマトをローストしたもの、グリーン野菜、きゅうり、チーズを入れたものなど、野菜たっぷり入ったものを、大きなスープ皿、日本人から見るとどんぶりでしょうか、もよく食します。
このようにアメリカ人は、多分野菜を意識して食べているようです。
このように、アメリカ人は肉もたくさん食べますが、その何倍も野菜を取っています。
日本のように根野菜は豊富ではありませんが、ジャガイモ、たまねぎは殆んどと言っていい位、毎日の様に食べます。

酸化を防ぐフルーツ
また、果物の摂取量も多く、子供ばかりか、大人でも外でりんごをかじっていたり、私には良い事かどうかわかりませんが、学校の授業中、先生は机に腰かけているというか、座っているというか、中には足を組んで生徒の前で、りんごやバナナを食べている事もあります。日本ではちょっと考えられない光景ではないでしょうか。
また、スーパーマーケットにいくと、何種類かの果物を食べやすい大きさにカットして、透明の大きなプラスティックの入れ物に、一杯に入ったのを見かけます。アメリカ特に西海岸は、果物の種類が豊富で、寒い冬の季節は、メキシコなどからどっと入ってくるので、常に果物はやすくたくさん食べられます。
サラダ

海外特にアメリカは、日本のように調理の仕方があまりないので、単調になりがちですが、野菜は豊富でフレッシュなので、中間層以上の人はサラダやスープ、野菜の炒め物などを多く取っています。
最近はスーパーマーケットの野菜、果物コーナーには、今までにほとんどなかった野菜、例えばケール、スイスチャードなど多く出回ってきていて、食べ方も大分慣れてきました。
常にあふれるばかりの野菜や果物に恵まれているアメリカは、基本的にはサラダ、炒め野菜そしてスープと単純な調理方法ですが、ある意味、素材の味をそのまま味わえる事ができるので、それ以上の調理の必要はないと思われます。

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