ビタミンには脂溶性のビタミンと水溶性のビタミンがあります。
水溶性のビタミンは水に溶けるタイプのビタミンで、そして脂溶性ビタミンは油に解けるタイプのビタミンです。ここでは脂溶性ビタミンの食べ合わせについて解説していきたいと思います。
脂溶性ビタミンとは
脂溶性ビタミンは、ビタミンA(レチノール)、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンKが該当します。日本でおなじみのビタミンCやビタミンBに比べると存在間はやや薄いですが、身体を作る、若々しい細胞を保つのには非常に重要なビタミンなので、それぞれを効率よく摂取しましょう。
これら全てに共通することは、油と一緒に摂取をすると良い、また熱に強いということ。油で炒めて食べたり、温サラダなどにしてドレッシングをかけたりする食べ方がおすすめです。
ビタミンDの食べ合わせ
ビタミンDに相性が良いといわれているのがカルシウムです。ビタミンDはカルシウムが骨や歯に沈着するのを補助する力があります。特に30代もしくは40代を過ぎると骨量は低下をしていきますので、アンチエイジングのためにも積極的に摂取していきましょう。
ビタミンDとカルシウムが豊富な食品は以下のようなものになります。
ビタミンDの多い食べ物 | カルシウムの多い食べ物 |
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しらす、鰯、鮭、にしん、秋刀魚、うなぎ、ヒラメ、マグロのトロ、キクラゲ | 桜海老、チーズ、しらす、鮎、ししゃも、油揚げなどの大豆製品、パセリ、モロヘイヤ、鯖、小松菜、ごま |
食べ合わせの例としては小松菜とシラスと厚揚げの炒め物や、サーモンのチーズソースなど。もちろん魚料理を食べるときに小松菜やキクラゲ、大豆製品を積極的に摂るなど、単品での摂取も大丈夫です。また、ここでビタミンDは、大豆製品に含まれるイソフラボンによっても量が増えますので、特にオススメな組み合わせです。
ビタミンEとCは一緒に!
ビタミンEとC。これはどちらもビタミンAと共に強力な抗酸化作用のあるビタミンです。ビタミンE単体でも抗酸化作用があるのですが、ビタミンEだけだと持続力がないのです。ここにCが加わることで、ビタミンEの効果が長持ちします。
ビタミンEとビタミンCが豊富な食品は以下のようなものになります。
ビタミンEの多い食べ物 | ビタミンCの多い食べ物 |
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いくら、鮎、鰯、モロヘイヤ、カボチャ、ホタルイカ、赤ピーマン、はまち、紫蘇、うに、焼き海苔、アーモンド | 赤ピーマン、黄ピーマン、ケール、ゴーヤ、柿、キウイ、紫キャベツ、モロヘイヤ、苺、しし唐辛子、水菜、ブロッコリー、カリフラワー |
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