ビタミンの中でも、美容に良いと言われているビタミンCやBは、水溶性ビタミンに該当します。
脂溶性ビタミンが油に溶けるのに対し、この水溶性ビタミンは名前の通り水に溶けるビタミンです。また、水溶性ビタミンの多くは熱に弱のが特徴。
どの食材も、栄養をきちんと摂取するためには、水にさらさない、茹でない、熱しすぎないなどの方法を守って料理しましょう。
水溶性ビタミンは、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸(ビタミンM、ビタミンB9)、パントテン酸、ビタミンCです。
水溶性ビタミンの食べ合わせ
ビタミンB1、B2はネギやにらと一緒に!
ビタミンB1が多く含まれているのが豚肉です。このビタミンB1は、ブドウ糖がエネルギーに変換されるのを手伝う、代謝にとって優秀なビタミン。糖は余ると脂肪にったり、体内て糖化現象を引き起こす原因になります。
またビタミンB2が多く含まれているのはレバーなど。これらは脂肪の燃焼に効果的なビタミンです。また活性酸素と結合した過酸化脂質を分解するという役割りも。アンチエイジングには欠かせないビタミンです。
そしてのビタミンB1、B2の効果を発揮してくれるのが、ネギなどに含まれるアリシンという成分。豚とネギ、豚とにらなどはよく合わせて食べられますが、美味しさだけが理由ではなかったんですね。
ビタミンB1の多い食材 | ビタミンB2の多い食材 |
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豚肉全般、たらこ、うなぎ、魚卵、鴨肉、レバー、グリーンピース | レバー、うなぎ、鴨、魚卵、納豆、卵、舞茸、カマンベールチーズ、モロヘイヤ、鯖 |
アリシンの多い食材 |
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ニンニク、にら、ネギ、タマネギ、アサツ |
豚肉料理には、ニンニクやネギを添えたり、納豆には刻んだネギを入れたり、レバーはニンニクと食べたり、実際に食べられている食べ合わせが健康効果も上げてくれますので、積極的に摂取しましょう。
ビタミンCはビタミンEと一緒に!
ビタミンCと一緒に摂取するべき栄養素は沢山あります。カルシウムや、マグネシウム。鉄分などもビタミンCがあることで吸収がよくなるのでオススメですが、中でもアンチエイジング効果が高いのがビタミンEと一緒に摂取すること。
ビタミンEは強い抗酸化作用がある栄養素ですが、持続性がありません。しかし、ビタミンCと一緒に摂取すると、その抗酸化パワーが長続きするのです。もちろんビタミンCも強い抗酸化ビタミン。一緒に摂取することで、サビない体を目指しましょう。
ビタミンCの多い食材 | ビタミンEの多い食材 |
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ピーマン(特に赤や黄色)、パセリ、ケール、ゴーヤ、柿、キウイ、紫キャベツ、モロヘイヤ、いちご、水菜、ブロッコリー、カリフラワー | 魚卵、あゆ、鰯、モロヘイヤ、ウナギ、カボチャ、鯛、ホタルイカ、ピーマン、ハマチ、紫蘇、海老、アーモンド、緑茶 |
ピーマンやカボチャ、ゴーヤなどの緑黄色野菜をしっかり食べたり、フルーツやアーモンドをおやつにしたり、普段の食事で意識をするようにしましょう。サラダを食べるときに必ず砕いたナッツをドレッシングと一緒にかけても良いと思います。
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