抗酸化物質と、それが含まれている抗酸化食品を紹介します。アンチエイジングに欠かせない物質なので、積極的に食べ物で摂取しましょう。
ちょっと難しい単語が出てくるかもしれませんが、アンチエイジングをきちんと理解しようとするなら抑えておくと良い話ばかりです。
抗酸化物質フィトケミカルでアンチエイジング!

なかなか聞きなれない言葉であるフィトケミカル。このフィトケミカルとは、植物に含まれる物質全般を指します。そしてその中に抗酸化作用を持つものがあるのです。どのようなものが抗酸化作用があり、どのような食べ物に含まれているかみていきましょう。
ポリフェノール
植物に含まれる有機物であるポリフェノール。植物は常に太陽の光を浴びているので、活性酸素が体内で発生するのですが、その活性酸素を除去するのがこのポリフェノールなのです。ワインなどのおかげで一般的な言葉になりましたね。ポリフェノールにも種類が色々ありますが、アントシアニン、ルチン、カテキン、イソフラボンなどが含まれているものを積極的に食べましょう。
| ポリフェノールを多く含む食品 | 物質名 |
|---|---|
| 蕎麦 | ケルセチン、ルチン |
| お茶 | カテキン、タンニン |
| 大豆 | イソフラボン |
| 紫蘇 | ロズマリン酸 |
| 胡麻 | ゴマリグナン |
| ウコン | クルクミン |
| リンゴ | ペクチン |
| 明日葉 | カルコン |
カロテノイド
カロテノイドよりもカロチンのほうが有名かもしれません。カロチンはニンジンのオレンジ色を保つ成分ですよね。このカロテノイドというのはニンジンのように野菜の色素のことを指します。協力な抗酸化作用をもつので、活性酸素をやっつける役割りを担ってくれます。
| ポリフェノールを多く含む食品 | 物質名 |
|---|---|
| 緑黄色野菜 | βカロチン |
| トマト | リコピン |
| 唐辛子 | カプサイシン |
| 鮭 | アスタキサンチン |
その他のフィトケミカル
ポリフェノールとカロテノイド以外にも、βグルカン、イオウ化合物、テルペン類とといったフィトケミカルの種類があります。これらも積極的に摂取したい食べ物です。
| コーヒー | クロロゲン酸 |
| ブロッコリー | スルフォラファン |
| 海藻 | フコイダン |
| キノコ | βグルカン |
| にんにく | アリイン |
| らっきょう、にんにく、ニラ、ネギ、玉ねぎ | 硫化アリル |
| キャベツ、大根、ブロッコリー | イソチオシアネート |
以上、抗酸化作用のあるフィトケミカルの紹介でした。
→抗酸化作用のある食材をもっと見る
スポンサーリンク


