アンチエイジングに効く!AGEsの吸収を抑える「食物繊維」が多い食べ物

老化の原因、糖化。体内の糖化現象を減らすことはアンチエイジングの1歩です。

そのためには抗糖化食品を摂取することが大事。抗糖化食品にはいろいろありますが、AGEs(終末糖化産物)を吸収しにくくする栄養素、食べ物を確認しましょう。

AGEs(終末糖化産物)を吸収を抑える栄養素でアンチエイジング!

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ここで紹介するのは、体の中で作られるAGEs(終末糖化産物)ではなく、食品から摂取されるAGEs(終末糖化産物)を体に取り込まないようにする方法です。

sosage

AGEs(終末糖化産物)とは、糖とたんぱく質が結合し、熱されることによって変質したもの。つまりタンパク質である卵にお砂糖を入れて焼いた際に出来る香ばしい焼き色や、ホットケーキの焼き色などはすべてAGEs(終末糖化産物)です。

さらにお肉などは元々AGEs(終末糖化産物)を多く含んでいる食べ物になります。特にソーセージなどの加工肉はAGEs(終末糖化産物)が非常に高く、フライパンで焼くと茹でるよりも温度が高くなるためAGEs(終末糖化産物)の数値が増大します。

これらのAGEs(終末糖化産物)が多く含まれる食べ物を具体的に知りたい場合はこちらを確認してください。→糖化した食べ物を避けてアンチエイジング!

これらの食べ物をすべて排除することは難しいでしょう。しかし、吸収を抑えることが出来る食べ物があるのです。上記のAGEs(終末糖化産物)が多い食べ物を口にする際は、以下のような抗糖化食品も一緒に食べましょう。

食物繊維

AGEs(終末糖化産物)と一緒に食べるべきものは食物繊維が多く含まれた食べ物です。

野菜

そもそも食物繊維とは、人間が消化できない炭水化物のこと。炭水化物というのは糖と食物繊維のことを指すのです。消化が出来ないため、ほとんどは体外に排出されます。そのために食物繊維は便秘に効くといわれ、お通じが良くなるのです。

そして食物繊維の中でも水溶性食物繊維(難消化性デキストリン)はAGEsの吸収を妨げ、一緒に体から排出される効果があります。

またそれだけでなく、食道や胃、腸を周りの栄養素も巻き込んでゆっくりと移動するので、血糖値の急上昇を抑える効果があります。血糖値は糖の含まれる食べ物が腸から吸収されて血液中に流れ込んだときの血液中の糖の量の値です。つまり、糖が体内に吸収されにくい、穏やかになるということです。

AGEs(終末糖化産物)の吸収を抑えるだけでなく、抗糖化の原因の1つは血糖値の急上昇、高血糖状態が長く続くことを抑えることで糖化の原因の抑えてくれるのです。

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食物繊維が多く含まれる食べ物

食物繊維が多く含まれる食べ物を見ていきましょう。

食物繊維は、海藻類、キノコ類、納豆や山芋などのネバネバした食材に多く含まれます。とくにネバネバした食材は、毒素を体外に排出働きが強いので、積極的に摂取しましょう。

食物繊維が多い食べ物 量(100g中)
焼きのり 36
わかめ 35.6
こんぶ 31.4
とろろこんぶ 28.2
いんげん豆 13.3
おから 9.7
納豆 6.7
ごぼう 6.1

日本人に馴染みの深い食材が多いですよね。

おすすめの摂取方法

食物繊維を摂取する場合、オススメなのは食事の最初に食べること。最初に食物繊維の壁を作っておくことで後から入ってくる糖の吸収を位穏やかにしたり、AGEs(終末糖化産物)を体から排出しやすくなります。

もずく

特に、糖を排出しやすいネバネバ系がオススメ。もずくやめかぶなどを積極的に食べましょう。ただし、味付けに砂糖が多く使われている場合もありますので、注意は必要です。

また、ネバネバ食物繊維は熱に弱いため、生のまま食べるようにしましょう。

ネバネバ以外にも、野菜で摂取することももちろんおすすめ。野菜の場合は加熱してカサを減らし多めに摂取しても良いですね。ただし、野菜のなかでも糖質が多い食材もありますので、特に根菜系は気をつけましょう。

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