成長ホルモンとアンチエイジング

成長ホルモンは人の成長を促す大切な役割を果たしているホルモンです。しかしこのホルモンが果たす役割は一つではありません。人の成長を促進すことの他にも新陳代謝を活発にしたり、細胞を修復する働きなどがあります。

たとえば筋肉トレーニングを行うと筋肉繊維が一時的に破壊されます。筋肉繊維は線維芽細胞と呼ばれていますが、破壊された線維芽細胞が修復されるときに筋肉が発達するわけです。これらの働きは成長ホルモンによるものです。
興味深いことに線維芽細胞は皮下に多く存在し、ヒアルロン酸を合成します。ヒアルロン酸には水分を吸着して皮下組織のボリュームを作り出すという働きがあります。

また肌にハリや弾力を与えているのはヒアルロン酸に加えてコラーゲン、エラスチンで、これら3つの成分は線維芽細胞によって成り立っています。つまり成長ホルモンが増えることで肌にハリや弾力、そして潤いが加わり、若々しい状態を保つことができるのです。ではどのようにしてこの成長ホルモンの分泌を促すことができるのでしょうか?重要なポイントをいくつかご紹介いたします。

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運動で成長ホルモンを増す

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運動は成長ホルモンの分泌を促します。運動すると筋肉の中に乳酸が蓄積されますが、この乳酸を分解するため使われるのが成長ホルモンです。そのため運動によって適度に筋肉中に乳酸を溜めることができれば、成長ホルモンの分泌を促すことができるのです。

しかし時間がなかったり、運動は苦手であるという人もおられることでしょう。しかし簡単な運動でも成長ホルモンの分泌を促すことが可能です。たとえば腕立て伏せです。両手を肩幅程度に開き、体を真っ直ぐにして行います。 20回を3セット行うだけでもかなり効果があります。

次に腹筋運動です。理想的な腹筋運動は仰向けに寝た状態で体を真っ直ぐに伸ばし、両手を頭の後ろで組んで行うものです。しかし最初のうちはそれが難しいと感じる人もおられるはずです。そのような場合は膝を曲げて行うことも可能です。回数は腕立て伏せと同様、20回を3セットです。また仰向けに寝た状態で体を真っ直ぐに伸ばし、かかとを床から少し上げた状態を1分、2分キープする足上げ腹筋運動も効果的です。

成長ホルモンの分泌を促す食事とは?

成長ホルモンの分泌を促すにはアミノ酸の一種のであるアルギニンが必要となります。アルギニンを含む食べ物として知られているのは豚のゼラチン、大豆製品、かつお節、ゴマ、ナッツ類などです。

またそれらと一緒に亜鉛やマグネシウムなどのミネラルを摂取すると成長ホルモンの分泌は更に促されます。亜鉛を含む食材は牡蠣、豚レバー、牛肉などで、マグネシウムを豊富に含むものはしらす、納豆、青ノリ、ワカメなどです。またこれらを運動の前後に摂取することで更に効果が高まります。

質の良い睡眠は不可欠

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成長と睡眠の関係は切っても切り離せないほど強いものです。日本には「寝る子は育つ」という言葉が存在するほど成長に睡眠が欠かせないものであることが理解されています。成長ホルモンの分泌は夜の10時から深夜の2時の間に活発になります。そのためこの時間帯にぐっすりと眠ることで更に成長ホルモンの分泌を促すことができます。それでこの時間帯に熟睡できるよう心がけるなら、アンチエイジング効果を見ることができるでしょう。

季節によってはなかなか寝付けないこともあります。しかし暖房やクーラーを一晩中つけて眠ることは体に悪影響を及ぼすことがあります。それで暖房やクーラーのタイマー機能を上手に使い、眠りにつくまでの間室温を調えることができます。

残念なことに成長ホルモンは年を重ねるごとに減少していきます。しかし努力次第で成長ホルモンの分泌を活発化させることができます。健康にも多いに寄与する成長ホルモンを増やし、アンチエイジングを心がけましょう。

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