「あらめ」という食材をご存知ですか?海藻の一種で、主に煮物や干し物としてお料理に使われています。
あらめの効果と効率的な食べ方
あまり話題にならないですが、実は健康効果が期待されている海草なのです。スーパーなどで見掛ける機会が少ないので、ご存じない方もいるかもしれませんね。せっかくですからあらめの魅力について知り、健康管理のために新しいお料理に挑戦してみるのはいかがでしょう?あらめには健康に嬉しい、いろんな効果があるのです。
腸内環境を整える
あらめには食物繊維がいっぱい。便秘解消に効果があるのはもちろんなのですが、食物繊維の中には善玉菌のエサがあります。これによって善玉菌が増え、活性化されるのです。腸内に善玉菌が増えると、もちろん腸内環境も正常になり生活習慣の予防になります。免疫力が高まるので風邪の予防にも繋がりますよ。
血圧やコレステロールが気になる方に
あらめに含まれるアルギン酸というのは、血圧やコレステロールを下げる効果があります。あらめを煮物にするならご飯と是非・・・と思いますが、なるべく食事の前に食べるようにしましょう。脂質や糖質の吸収を抑え、より効果的になります。
歯や骨を丈夫に保つ
カルシウムが豊富に含まれているため、歯や骨を丈夫に保ってくれる効果があります。骨折や骨粗しょう症の予防、歯を健康に保つためにも若いうちから積極的に摂取していきたいですね。もちろん「この年齢では遅い」という事はありませんので、気づいた時から始めることが大切です。
むくみにも効果的
あらめに含まれるカリウムはむくみを解消させてくれる効果も。余分な水分の排出を促してくれるので、利尿作用はありますが寝起きの顔の腫れぼったさや、夕方のふくらはぎはすっきりするでしょう。カリウムが不足すると疲れやすくなったりだるくなったりするので、カリウム不足には注意したいですね。
あらめの効率的な食べ方や料理方法
あまり見掛けない食材ですが、どのようにして食べるのが美味しいのでしょうか?オススメの食べ方をご紹介しますので、是非試してみてください。
生や乾燥のまま食べる
→カリウムは熱に弱いので、生のまま食べたり乾燥のものをおやつ代わりにするなどして食べましょう。少々苦味がありますが、おつまみとしては楽しめるかもしれませんね。
お好みの食材と一緒にお味噌汁に
→あらめはいろんな野菜との相性がいいです。苦味が苦手な方は茎を取って調理してください。お味噌汁にすれば苦味も紛れますので、お好きな食材と一緒に作ってみてくださいね。小腹が空いた時でもお味噌汁なら低カロリーなので安心です。
炊き込みご飯にする
→こりこりとした食感がアクセントになって、人気のレシピです。昆布の仲間ですので美味しいお出汁も出そうですよね。味付けは薄めにし、敢えて苦味を楽しむのもアリです。上品なお出汁の和食で健康管理も出来ちゃうなんて、素敵な食材です。
普段あまり見掛ける機会の無い食材ですが、少し大きめのデパートには売っているかもしれませんね。是非試しに食べてみてください。乾燥のものでしたら仕事の合間にちょっと食べることも出来ちゃうかもしれませんね。特にむくみが気になる女性には嬉しいおやつです。
全ての世代に必要な健康効果のあるあらめ。長く食べ続けていきたいですね。
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