農薬をほとんど使用していないため、最近では、体に良い食べ物として注目を集めている、ドラゴンフルーツ。
見た目が派手であるため付けられた名前ですが、正式名称はピタヤといいます。現在は、ドラゴンフルーツと呼ばれているのが一般的ですね。
今回は、南国発祥の果実であるドラゴンフルーツについてまとめましたので紹介したいと思います。
ポリフェノール「ベタシアニン」が豊富なドラゴンフルーツの健康効果とは?
ドラゴンフルーツが体に良いという理由は、ベタシアニンというポリフェノールの一種を豊富に含んでいるからなんです。ベタシアニンの特徴は非常に強い抗酸化作用があるということ。
この抗酸化作用とは、身体の酸化を防ぐ力。酸化とは老化現象の1つなので、身体中に起こる老化現象を食い止めるということになります。この抗酸化作用は血液をサラサラにする効果も期待できるため、生活習慣病である、動脈硬化などの予防対策にもバッチリです。ガンの予防にもなると言われています。
豊富な葉酸で皮膚を強く!貧血予防にも
皮膚の粘膜の強化や貧血予防にもなる葉酸が含まれています。
葉酸は、お腹に赤ちゃんがいる妊婦さんなどが、赤ちゃんに栄養を届けるために重宝されている成分でもあり、不妊で悩む方にも生殖機能を正常にする働きがあるため、このような方達にもおすすめのドラゴンフルーツとなっています。
美容・ダイエットにも効果的なドラゴンフルーツ
ドラゴンフルーツは美容に関心がある方にも注目の成分がギッシリと詰まっています。
先ほどの抗酸化作用ももちろん肌に良いのですが、それだけでなくドラゴンフルーツに含まれている、ビタミンCは、お肌のシミの原因であるメラニン色素の生成を抑える効果が期待できるため、現在、シミでお悩みの方にはビタミンCを豊富に含むドラゴンフルーツは非常におすすめです。また、食物繊維も豊富に含んでいるため、腸内環境を綺麗に整えてくれる作用もあります。
食物繊維は、便秘などに効果があり、水分を含みながら便のカサを増やしてくれるため、非常にスムーズに排便することが可能となりお腹の調子が良くなることでしょう。
更に食物繊維は代謝がアップして、脂肪の燃焼がしやすい体質に変化させてくれるため、美容の一環としてダイエットを行っている方にもドラゴンフルーツは効果的。
体内の老廃物を体外に排出させる効果もあるので、体の中から、綺麗な状態にしてくれます。
サラダなどと一緒に食べるのも効果的なドラゴンフルーツ
ドラゴンフルーツの場合は、一定期間置けば甘みが増すなどの、追熟効果は期待できないので、購入したら、早めに食べてしまったほうがいいでしょう。
味に関しても、甘みなどはあるけど、しっかりとした味が薄いということであるため、場合によっては、はちみつやヨーグルトなどで味付けをするなどして食べたほうが食べやすいとは感じます。
また、ドラゴンフルーツの場合は、果実ですが、サラダとの相性も良いため、サラダに含まれている高い栄養効果とドラゴンフルーツに含まれる栄養素を同時に摂取することにより、健康、美容効果は倍増するでしょう。
ざくろ酢やりんご酢などのお酢とソーダなどを割った飲み物にドラゴンフルーツを入れて飲むのもおすすめ!
相乗効果というものですね。置き換えダイエットとして、スムージーにして飲むのも非常に効果的です。
ドラゴンフルーツの注意点、生のまま食べるのが断然おすすめ
ドラゴンフルーツに関しての注意点は、やはり、豊富なビタミン類が含まれているので、加熱などをすると、ビタミンの栄養効果が減少してしまいます。
この点は、生で食べるほうが断然効果的です。
また、食べ過ぎると尿が赤くなる方もいるようです。これは、ドラゴンフルーツに含まれている、ベタシアニンの色素の色が赤色であるため、尿が赤く見えるということであります。
健康面では何も問題はないですが、初めてドラゴンフルーツを食べた方は驚かれるようなので、この点は安心しても大丈夫です。ただ、あくまでも食べ過ぎるとということなので、普通に食べる分には全然、問題はないですね。
ドラゴンフルーツの入手、購入方法とは。
ドラゴンフルーツは、日本では沖縄や九州で生産されていますが、全国的には、まだまだ知名度は高くないというところがあります。
それでも、最近ではスーパーで販売されているのを見ることも出来るようになりました。デパ地下などの商品数が多い食品コーナーや、フルーツ専門店で見かけますが、ダイエーなどで販売されていたこともあるようなので、近くの少し大きめのスーパーに問い合わせてみると良いでしょう。
健康や美容に非常に効果がある栄養素がギッシリと詰まっている果物です。
普段の食事から、食物繊維やビタミンが摂れずに、体の異常を訴えている方は、ぜひ、ドラゴンフルーツを試してみることをおすすめします。
参考にしてみてください。
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