えごま油:血液サラサラにする良質な油αリノレン酸!ダイエットや美肌、糖化、病気の予防にも。

最近、健康のために油を摂取する人が増えていますよね。

特にオリーブオイルなどは美容やダイエットなどの面からもよく使われていますが、それを上回る良質は油がえごま油なのです。

えごま油のアンチエイジング効果

えごま油

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聞いたことはあるけど、使ったことは無い…という方も多いのではないでしょうか?どんな点がアンチエイジングに良いのか確認してみましょう。

血液サラサラ効果

DHAやEPAという成分を聞いたことがあるでしょうか?この2つは青魚などに多く含まれる脂肪酸の一種。健康のために青魚をよく食べましょうといわれているのは、この良質な油が豊富に摂取できるからなのです。

このDHAやEPAは摂取されると、血液中で「悪玉コレステロール」を減らす役割をします。コレステロールと言うと悪いものというイメージがありますが、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)と善玉コレステロールがあり、この善玉を増やすことが悪玉を減らし、総コレステロール値も下げてくれるのです。

この悪玉コレステロールは、リノール酸(n6系脂肪酸)などによって体内に蓄積されます。このリノール酸はサラダ油、コーン油、キャノーラ油などの良く使われる油なので、日々の生活はもちろん、外食で使われる油、加工食品、スナック菓子など、知らず知らずのうちに大量に口にしているのです。

悪玉コレステロールが増えると、血液はどろどろになり、血管が詰まる動脈硬化がおきやすくなったり、細胞に必要な栄養が届きにくくなり老化が進行したりします。

えごま油には、このDHAやEPAは入っていません。しかし、えごま油に含まれるαリノレン酸(アルファリノレン酸)は体内に入るとDHAやEPAに変換されるのです。

人は60億もの細胞で出来ており、細胞が機能しなくなることこそが老化現象。つまり、その細胞1つ1つに栄養を送る血液がサラサラであるということは、単に病気を防ぐだけでなく、体のアンチエイジングにとって必要なことなのです。青魚をあまり食べる機会が無い人や、外食が多い人には特に、このえごま油がおすすめなのです。

糖化を防ぎスリムで健康な体へ

えごま油には、血液をサラサラにするだけでなく糖化を防ぎ、スリムな体型を維持したり、体の老化現象を防ぐ役割りがあります。

ここで登場するのが「ロズマリン酸」。ロズマリン酸とは、紫蘇やえごまなどの植物に含まれる酸の一種です。このロズマリン酸、糖の分解を防ぎ、体に吸収されずに体外へ排出される効果があり、ダイエットにとって役立つものなのです。

この効果は、体の糖化現象を抑えることにも繋がります。体の糖化とは、体内に蓄えられた糖がたんぱく質と結びつき、有害物質AGEs(終末糖化産物)になること。AGEs(終末糖化産物)は肌の構成要素であるタンパク質を壊してシワやたるみをつくったり、脳では認知症を引き起こす原因に、目では白内障を起こす原因など様々な老化現象を引き起こす要因になります。

この糖化現象を抑えるためには体に入る糖を抑えることが有効手段の1つ。えごま油のロズマリン酸はこのように糖を防いで体の糖化を防ぐのです。

えごま油の効果的な摂り方、注意点

えごま油は、体の余計な悪玉コレステロールを抑える良質な油です。しかし、この油も酸化してしまうと体にとっては有害な油になってしまいます。そのため、極力酸化を防ぐことが重要。

酸化の原因は熱と空気、太陽光などです。食事は生のままドレッシングにするなどして使い、料理をしたものはすぐに食べましょう。

保存方法も重要。出来れば1回使いきりなどの小さい袋に小分けになっているものであれば、酸化せずに食事に取り入れることが出来るのでおすすめです。瓶のタイプであれば、ふたを開けるのは短時間にし、それ以外はしっかりふたをしめて冷蔵庫にしまっておきましょう。

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