アンチエイジングするなら欠かせない食材を厳選して紹介します。
サプリや運動も大切ですが、毎日口にする食材を意識して調整していく事が何より大切だと考えています。時間のある方は、当サイトに沢山情報をまとめていますので見ていただければと思いますが、時間の無い方はこの記事だけでも目を通しておくと役に立つと思います。
条件は、身近な食材であること、体の酸化を防ぐ「ビタミンA、C、E」が豊富に含まれていること。そんなおすすめの野菜5選を紹介したいと思います。ではどうぞ。
アンチエイジングにおすすめ!身近な野菜厳選5選
トマトのリコピンのβカロテンは540μg
トマトは、βカロテンを540μgも含んでいますし、ビタミンC15mg、ビタミンEも含んだ食品です。カリウム210mgもあり、何より、リコピンによる「抗酸化」作用があり、免疫賦活作用が期待できます。また、トマト3大抗酸化ビタミンを含み、リコピンの抗酸化力も期待できます。ビタミンC、ビタミンE、β-カロテンの3大抗酸化ビタミンを含み、動脈硬化やがん、老化防止にも効果が期待されます。日本食品標準成分表によれば、トマト100gあたりの成分は、カロテン540μg カリウム210mg ビタミン C15mgとなっています。カリウムも210mgと高いので、コレステロールを排出し、高血圧を防ぎます。
<トマトのリコピン>
トマトの特徴的赤い色は、有名なリコピンといわれる色素です。これはβカロテンやビタミンEの何倍もの効果があることが報告されています。リコピンは、抗酸化物質がβカロテンの約2倍含まれているため、生活習慣病予防やアンチエイジング効果が期待できます。血糖値を下げる効果も報告されています。
<トマトのβカロテン>
体内でビタミンAとなるトマトのβ-カロテンは、540μg と高い数値になっています。β-カロテンは、免疫賦活作用で知られ、粘膜や皮膚の維持に関わるとされています。 また、活性酸素を制御することから、肌のメラニン色素の増殖を抑える作用も期待できます。
カボチャはビタミンC、E、β-カロテンを含む
カボチャの主成分は、葉酸 42μg リン 43mg ビタミンC 43mg カリウム400mgです。 カボチャは、ビタミンC、ビタミンE、β-カロテンの3大抗酸化ビタミンがそろっているので、活性酸素予防に強力な力を発揮することが期待できます。カロテン、ビタミンB群、ビタミンCが豊富で、これらビタミンで活性酸素を除去します。β-カロテンが多いので、免疫力を高め、粘膜や皮膚の健康維持に役立ちます。
カリウムも400mgも含んでいますので、ナトリウムを排泄する役割があり、高血圧に効果があります。種にはマンガン、亜鉛が含まれているので、コレステロール上昇抑制作用があります。免疫賦活作用や制ガン機能も報告されています。
その王者はモロヘイヤ
モロヘイヤは免疫力を高め美肌をつくります。モロヘイヤは、原産地はエジプトで、30年ほど前、日本に紹介された野菜です。ホウレンソウと比べてもビタミンAは約2倍、カルシウムは約5倍、ビタミンB2は2倍というパワーを持った野菜です。モロヘイヤのビタミンB群はバランス、量とも優れていますし、ビタミンC、ビタミンAも含まれ鉄分カリウムも豊富に含みます。モロヘイヤに豊富なビタミンは、皮膚や粘膜の健康、免疫力を強化してくれます。ビタミンAとCは、高い抗酸化力による生活習慣病の予防をしてくれ、ビタミンB群は糖質や脂質の代謝促進で体を細胞レベルから元気にしてくれます。
<モロヘイヤの成分表>
・βカロテン 10000μg
・ビタミンK 640μg
・葉酸 250μg
・カリウム 530mg
・ビタミンC 65mg
・カルシウム 260mg
βカロテンは10000μgなどという数値は見たことがありません。カルシウムも260mgもあります。カリウムの530mgも脅威的数値です。旬は六月から八月にかけてです。
オクラのβカロテン670μgは活性酸素を防ぐ
オクラにはβカロテン、ビタミンB、ビタミンC、ビタミンE、カルシウム、鉄分などの栄養素をバランスよく豊富に含有しています。βカロテン670μgが、特に多いので、活性酸素を防いでくれます。カリウム 260mgも高い数値なので、ナトリウムを対外に排出してくれるので、血圧降下にも効能があるでしょう。カルシウムも92mgもあります。
<オクラに含まれる主な栄養成分>
・カリウム 260mg
・食物繊維 5.0mg
・カルシウム 92mg
・βカロテン 670μg
・ビタミンB 10.09mg
・ビタミンC 11mg
オクラのネバネバには整腸作用や、コレステロールの低下作用、血糖の急激な上昇を抑える働きがあります。オクラに含まれる酵素は熱に弱いので、短時間の加熱にしたほうがいいでしょう。オクラには、独特の「ぬめり」がありますが、ムチンといって整腸作用やコレステロール吸収を抑える効果があります。
ゴーヤのビタミンCは加熱しても壊れない!
ゴーヤは 肌荒れなどに効果的なビタミンCを豊富に含んでいます。ゴーヤのビタミンCは、76mgと非常に多く、加熱しても壊れにくいと言われています。カロテンは210μgもあり、ビタミンB1 B2 B6、ナイアシンとバランスよく、活性酸素除去に働いてくれます。他に、葉酸 72μg 、ビタミンK41μgも含んでいます。ビタミンCやBの抗酸化作用で、皮膚や粘膜を正常化します。ゴーヤの独特の苦味は、果皮に含まれるモモデルシンとチャランチンという成分で、植物インスリンといわれ、血糖値の正常化に助力してくれるということです。これは、サポニン成分で、コレステロールを低下させる役割を持っていることも分かってきました。ともかく、ゴーヤのビタミンCは、野菜では唯一、加熱に強いということが特徴としてあげられます。ビタミンCやBの抗酸化作用で、皮膚や粘膜を正常にしてくれます。
以上、緑黄野菜のビタミンA C E(エース)が、細胞を活性化し、皮膚の再生に大きく寄与してくれている野菜を紹介しました。こうした野菜をできるだけ多く取ると、アトピーや皮膚炎なども防げ、がん予防にもなるのです。アンチエージングは身近なところにありました。
他にフラボノイドの働きも大事!
他に、フラボノイドの働きも加味して、植物の力が抗菌作用抗菌作用に働いています。この作用により細胞の老化を防止してシミ・シワ・たるみから肌を守ります。細胞が元気に活動する事で、皮脂のバランスも良くなり乾燥肌の防止にもなります。フラボノイドは、ポリフェノールといわれているものですが、美肌との関係もあります。ポリフェノールには睡眠不足やストレスからくるニキビや肌荒れも抑えてくれます。イチゴ、ラズベリー、ザクロ、りんご、ナッツ類などに含まれる「エラグ酸」というポリフェノールには、メラニン色素の発生を抑制する効果があります。イチゴやラズベリーなどは、ビタミンCも豊富ですので、ダブルでシミ・ソバカスを撃退してくれます。美肌効果に関心ある人は、外せないですね。ポリフェノールは、赤ワイン、緑茶、大豆、ソバなどにも含まれています。ブルーベリー、赤ワインはアントシアニンというポリフェノール、緑茶はカテキン、大豆はイソフラボンなどと呼ばれています。ナスやブルーベリーの紫、小豆の赤紫もアントシアニンです。
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