酸性食品、アルカリ性食品という言葉を聞いた事があるでしょうか?今はシャンプーなどもアルカリ性、酸性で選んでいたりしますが、なかなか口に入るものは気を使う方は少ないかもしれません。
ここでは、アンチエイジングにも少し関係のある、酸性食品、アルカリ性食品のことを知っておきましょう。
そんなに難しい話ではないですし、短い記事ですので是非、目を通してみてください。
酸性食品、アルカリ食品でアンチエイジング!
アルカリ性食品と酸性性食品とは、具体的にどのような違いがあるのでしょうか。
まず、食べ物は体のなかでエネルギーとして消費されると、いわゆる「燃えかす」が残ります。この結果最終的に残った「燃えかす」のミネラルが酸性かアルカリ性で、その食品が酸性食品か、アルカリ性食品かが決まるのです。
アルカリ性食品と、酸性食品、どちらが良いのでしょうか?
結論から言うと、アルカリ性食品だけ、酸性食品だけを食べ続けても、体内がアルカリ性に傾く、酸性に傾くとまでの変化は起こりません。それに、人間の体は「ややアルカリ性」。強いアルカリ性になっても、強い酸性になっても、どちらも弊害が発生するのです。
では、どうして、アンチエイジングに少し関係があるのか、どんな食材がアルカリ性・酸性なのかを見てみましょう。
アルカリ性食品とは
アルカリ性食品は、野菜、果物、海藻、きのこなどが属します。
たとえばアルカリ性食材が多いのは根物の野菜たちです。人参もいいし、レンコンも、ゴボウも、芋もあります。あと、海藻類で、のりとか昆布、ワカメなど。昆布は髪も美しくしますから、一石二鳥です。ツヤツヤなこしのある髪でいたかったら、何らかの海藻類を毎日食べることもおすすめです。
お酢は体に口から入ったカビ菌などを消してくれます。そして、お酢は体内に入るとアルカリ性に変わる珍しい調味料なので、お酢を使ったもずく酢や、めかぶなど、お酢に入れて売ってある物は積極的に食べたいですね!
酸性食品とは
酸性食品とは、肉、魚、卵、穀類などです。
アルカリ性食品(野菜、果物、海藻、きのこ)と比べると、言うまでもなく「健康」、「体に良さそう」なイメージはアルカリ性食品に多いことがわかります。
このイメージから、「アルカリ性食品は健康によく、酸性食品は体に悪い」というイメージが出来てしまったようです。欧米化した食生活は酸性食品が多い、というのもこのためです。
酸性食品自体が悪ではもちろんありません。ただし、酸性食品に偏った食事は、老化にもつながるので、気をつけた方が良いでしょう。毎日の食生活が酸性の食生活に偏っていないか、少し意識をしてみましょう。
酸性の食品を食べる際は、お酢をかけたり、野菜を添えたり、偏らないようにすることで、バランスの良い食事につながります。
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