肌のトラブルは特に20歳前になりやすいものですが、食べ物や生活習慣によっては、大人になってからも悩むもの。
肌トラブルほおっておくと、そこからシミや色素沈着の原因にいなりますので、早めの対処が必要です。毎日の食生活のなかで出来ることを行いましょう。
肌トラブルを防いでアンチエイジングを
肌トラブルの中でも多くの人がなるのがにきび。10代の若者に多いのがにきびです。また若いうちは女性よりも実は男性に多い現象なのですが、30歳を越えると女性のほうがにきびに悩む人が多くなります。
にきびの原因は皮脂腺から皮脂の分泌が多くなることで、毛穴がふさがれたり、細菌によって炎症を起こすなどで起こります。日々の食生活ももちろん、睡眠時間の減少や、清潔にする生活習慣など、様々な要因で起こるのがこのにきびです。
にきびの症状は様々。膿を伴うようなものから、赤い発疹など、白にきびや黒にきびと呼ばれるもの、そして発症する場所も、顔、背中、肩と様々です。
大人になってからのにきびは、実はにきびと認識していない人も多いので、もし心当たりがあれば食生活の見直しや、生活習慣の改善を行いましょう。
にきびは肌トラブルの代表ですが、他のトラブルにも、ここで紹介する栄養は効果的ですので、参考にしてください。
肌トラブルに効果的な食べ物
にきび等の肌トラブルには、脂質の少ないバランスの良い食事を食べることが良いですが、効果的な栄養素がいくつかあります。あまり偏りすぎず、他の食事とともに万遍なくいただきましょう。
亜鉛の多い食事
亜鉛は不足すると皮膚の炎症や怪我などが治リにくくなります。肌の内側を構成するタンパク質の生成に必須なミネラルです。さらに有害物質を排除するデトックスの役割りも果たしますので、足りなくならないように摂取しましょう。
亜鉛の多い食べ物:牡蠣、レバー、牛のもも肉、チーズ、卵黄、大豆、納豆など
特にオススメは、脂質の多いレバーや牛肉よりも牡蠣や納豆など。牡蠣であれば2粒で亜鉛を補えますので気軽ですね。
ビタミンA、ベータカロテンの多い食事
肌トラブルにとって救世主の役割りを果たすのがビタミンAです。ビタミンAには健康な皮膚の細胞を作る作用があります。また、皮膚トラブルの原因の1つ、活性酸素にも抵抗する抗酸化作用がありますので、積極的に摂取をしましょう。ベータカロテンは体内でビタミンAに変りますので、こちらも有効です。脂溶性ビタミンなので、熱にも強く、油と一緒に摂取するとより効果的です。
ビタミンAの多い食べ物:レバー、うなぎ、ほたるいか、しそ、モロヘイヤ、ニンジン、パセリ、バジル、あゆ、卵、ほうれん草、明日葉、春菊、三つ葉など
オススメはレバーやうなぎよりも、ホタルイカ、野菜類がにきびにとっては良いでしょう。身近で手に入り安いニンジンやほうれん草などを積極的に食べましょう。
ビタミンB2の多い食事
ビタミンBは肌を作るのに必要なビタミンです。健康な皮膚は細胞がきちんと生まれ変わることが大前提。皮膚を作る栄養をきちんと摂取してにきびを防ぎましょう。ビタミンA同様に脂溶性ですので、油などで炒めたり、油分のあるものと一緒に食べると効果的です。
ビタミンB2の多い食べ物:レバー、うなぎ、鴨、納豆、まいたけ、卵、魚卵、モロヘイヤ、イワシ、サバ
オススメなのは脂質の少ない納豆、舞茸、モロヘイヤなど。特に納豆や舞茸、モロヘイヤは食物繊維も豊富で腸をキレイにしお肌にも有害物質の影響を抑えるので良いでしょう。
ビタミンCの多い食事
肌を作るコラーゲンの生成をし、さらに肌を傷つける活性酸素に強力に作用するのがビタミンCです。ビタミンCを積極的に摂取すると肌だけでなく、身体の免疫力を高めることにもつながりますので、積極的に食べ物から摂りましょう。ビタミンCは熱や酸素に弱く、またおよそ3時間ほどで身体から出てしまいますので、生のままサラダなどで毎食摂取すると良いでしょう。
ビタミンCの多い食べ物:ピーマン、パセリ、ケール、ゴーヤ、柿、キウイ、紫キャベツ、モロヘイヤ、イチゴ、水菜、ブロッコリー、カリフラワー、レモン、パパイヤなど
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