アンチエイジングに効く!AGEs(終末糖化産物)が作られるのを阻止する身近な食べ物TOP10

老化に抵抗するためのアンチエイジング。アンチエイジングを行うものにとって避けて通れないのが、糖化を防ぐということです。

糖化とは、体の中にある糖がたんぱく質と結合し、AGEs(終末糖化産物)という有害物質に変ってしまうこと。

そしてその糖化を防ぐ食べ物のことを、「抗糖化食品」といいます。抗糖化食品には、糖の吸収を抑えたり、AGEsを取り込みにくくしたり方法はいくつかあるのですが、ここれは体内でAGEs(終末糖化産物)が作られるのを抑えてくれる食べ物、栄養素の紹介したいと思います。

AGEsが作られるのを阻止する栄養素、食べ物でアンチエイジング!

生姜

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1度AGEs(終末糖化産物)が作られてしまうと、体内に何年も残り、さらに排出が難しいので老化が進む一方。できるだけAGEs(終末糖化産物)を作り出さないように、以下のような食べ物を摂取しましょう。ここで紹介する食べ物はインド(ハイデラバード)の国立栄養研究所、Saraswat氏等による研究結果を元に紹介しています。

調査方法 空凍結乾燥した食材粉末の糖化阻止率をAGE蛍光法で測定
食品の抽出 糖化を防ぐといわれている食材17種類を選定

AGE蛍光法とは物質によっては光を当てると、そのエネルギーを一旦吸収した後に逆に発光(蛍光)してエネルギーを放出する。この蛍光の光の強さは目的物質の濃度と関係があることを利用して濃度を求める測定方法。

1位 生姜

糖化阻止率:93%

日本でも寒い冬に体を温める食材として有効と言われているのが生姜。この生姜は今回測定した食べ物のなかで非常に高い抗糖化作用を確認できました。生姜は抗糖化だけでなく、抗酸化作用もあるため、まさにアンチエイジングには最適な食べ物といえるでしょう。毎日の食事に摩り下ろした生姜をかけたり、生姜湯を作って飲んでみたり、日々積極的に摂取しましょう。

2位 シナモン

糖化阻止率:88%

生姜に続き高い数値を示したのがシナモン。シナモンはなかなか自分から摂取する機会が少ない食べ物ではありますが、ミルクティーに入れたり、カレーなどに入れたり、朝ごはんはトースト!と言う方はパンにかけてみたり、意識して摂取してみましょう。

3位 クミン

糖化阻止率:86%

クミンはもしかすると聞きなれないかもしれませんが、カレーなどに入っているスパイスの一種です。すこしエスニックな香りが特徴のスパイスですが、カレーだけでなく、炒め物に使ったり、ハンバーグに入れたリ、チリコンカンのようなひき肉の煮込み料理に入れたり、使い道はたくさんありますので、積極的に取り入れてみましょう。

4位 茶

糖化阻止率:86%

日本人に馴染み深いお茶。このお茶には実は抗糖化作用が確認されています。お茶のカテキンがこの抗糖化に効くそうです。緑茶であれば毎日の生活に取り入れやすいですよね。この緑茶、できれば自分で入れたものを飲むことをオススメします。市販のお茶は酸化防止剤が入っていることが多く、これには活性酸素が反応してしまい、糖化と並んでもう1つの老化の原因である体の酸化を進行してしまいます。

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5位 黒胡椒

糖化阻止率:50%

毎日の料理にかかせないのが胡椒。この胡椒にも抗糖化作用があるそうです。シナモンやクミンは糖化阻止率が高いですが、日々摂取するのは難しいですよね。胡椒であれば気軽に使えるのが良いところ。ただし、胡椒には食欲を旺盛にしてしまう作用があるので、胡椒をかけたものを食べすぎないように注意してください。また塩分や糖分のように生活習慣病に繋がるような危険はありませんが、刺激物ではありますので、胃や腸の弱い方は注意が必要です。

6位 バジル

糖化阻止率:45%

イタリアンでおなじみのバジル。乾燥バジルが一般的ですが、生のバジルもスーパーで手軽に買えます。一般的な料理はパスタですが、血糖値をあげ糖化を進めるパスタはあまり毎日食べるべきものではありません。それよりもトマトやチーズと一緒にカプレーゼにしたり、サラダにいれたり、焼いた白身魚に刻んだバジルとオリーブオイル、塩などでソースにしたり、トマト缶とバジルを煮込んでソースにしたりして取り入れましょう。

7位 リンゴ

糖化阻止率:45%

林檎も抗糖化作用の高い食べ物です。林檎はビタミンも豊富なので、抗糖化と並んでアンチエイジングに重用な抗酸化作用もあります。果物は栄養をたっぷり含んでいますので体に必要なものですが果糖は血糖値を上昇させる原因にも。食事の最後にデザートとして食べましょう。

8位 レモン

糖化阻止率:37%

レモンも抗糖化に良い食べ物。クエン酸やビタミンCをたっぷり含んでいるのでリンゴ同様に抗酸化作用もあります。抗糖化で重要なのは、揚げ物には絶対レモンをかけること!糖化により生み出される終末糖化産物(AGEs)は酸性になると減少するということがわかっています。揚げ物だけでなく焼いたお肉なども終末糖化産物(AGEs)は多く含まれていますので、レモンで食べることを習慣付けましょう。

9位 ニンニク

糖化阻止率:31%

パワーの源、ニンニクにも抗糖化作用があります。疲労回復や体内のウイルスなどを撃退するニンニクの効果の元はアリシンと呼ばれる物質。このアリシンは抗酸化作用もあり、アンチエイジングには欠かせない食べ物ですね。また週に2回生のニンニクを食べると肺がんリスクが44%下がるという研究もあるほどです。生のまま…なので、摩り下ろしてつけダレなどにしたりすると食べやすいでしょう。

10位 オレンジ

糖化阻止率:29%

阻止率は30%を切るものの、高い抗糖化作用があるオレンジ。リンゴと同じくビタミンも豊富なのでもちろん抗酸化作用もあります。ただし、糖質であることは変りませんので、食べすぎは禁物。また、食べるタイミングも空腹時ではなく食後にしましょう。

以上。抗糖化に効果のある身近な食べ物トップ10でした。

普段の生活に取り入れ安いものばかり。とはいえ、偏りすぎず、これらの食べ物を多くとるようにしながらも、バランスの良い食生活を送れるように意識しましょう。

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